真宗大谷派廣讃寺

雑記

2014-02-06

朽ちる

胡蝶蘭(こちょうらん)を初めて贈ってもらった時。それは感激でした。
その花が終わり、水や肥料をやりながら翌年咲いた花は格好も悪いが、いわゆる、咲かせたぞ!と自己満足という感動を覚えた。
そして、毎年毎年、胡蝶蘭の世話をしていくうちに、胡蝶蘭は段々と弱っていく。そして私も世話をするのがおろそかになる。
また、胡蝶蘭を送ってもらった。しかし、初めて贈ってもらった時のような感激がない。
そして、また胡蝶蘭をもらった。やはり感動が減少。
初めて贈ってもらった胡蝶蘭のように、私自身も朽ちていく。肥料をやっても、温室に入れても、再びあの感激を味わうことはないのでしょう。
先の未来に、体が踊てしまうくらいの感激が待っているのか?