早いもんですね
寺の一大事もあり、年始という感覚もさほど覚えることなく今日まで来た。
いつも正月が明けると自分の誕生日を意識してしまう。
ちなみに、私の誕生日は五月なんだけど、春が来れば、あっという間に年齢が増える。
誕生日が過ぎれば、またすぐに秋、冬と通り過ぎる。
なんだか生活にぼわれながら生きていると本当にあっという間だ。
そんな、あっという間の時間の中で、たくさんの人々の死を目の当たりにし、時間というものが、実は取り返しのつかないものだと思い知らされる。
毎日無事にすんでるという一点のみで安住しているつもりになっている刹那主義的な自分に、虚無感を感じる。