真宗大谷派廣讃寺

雑記

2024-06-11

ヤブガラシを食す

境内で一番困る雑草がこのヤブガラシです。やぶをも枯らしてしまうということから、ヤブガラシという名前がついています。
つる性で大きな木に巻きつき葉を茂らせて、巻きつかれた木は光合成ができなくなり枯れていくというわけで、お寺の木も一本、放っておいたら見事に巻きつかれていました。
このヤブガラシ、新芽は食べることができるそうで、さっそく新芽狩りをしました。
雑草を抜くのは苦になりますが、食べるために取るというのは楽しいです。
たくさん集めて水でよく洗い、数分茹でて、半日ほど水に浸してアク抜きをします。
そして、ゴマ、醤油で味付けしたら出来上がり。
実際に食べてみましたら、オカヒジキにそっくりな食感でした。少しネバネバしていますのでモロヘイヤにも似てました。
おいしくいただきました。ぜひお試しください。

ヤブガラシ

採取

2024-05-29

いつのまにか夏

もうすぐ6月になります。
先日5月28日も暴風雨の中、二十八日講があり20名ほどが集まりました。
以前、前住職が彼岸法要の朝に土砂降りだったときに、こういう日ほど参詣者は多いと言っていましたがその通りその日の参詣者は多かったことを思い出しました。
その前住職も5月26日で亡くなって13年になります。
昨日、一本の電話がありした。前住職の教え子の方で、亡くなったことを今知ったからお参りにいきたい、と。もう亡くなって13年たつのですが驚きました。

2024-03-21

夏の準備

今日はお昼から蓮の植え替えをしました。

大きな鉢から植え替えを始めました。

昨年までは大きな鉢の中の蓮根のかたまりをひっくり返すことができたのですが、今年はいくら力を出してもひっくりかえりませんでした。
力が衰えました。

終わった後、腰が張りました。おそらく明日くらいにえらいことになりそうです。

2024-03-20

春季彼岸永代経2024

今日は春分の日です。すなわち廣讃寺の春季彼岸永代経です。
午前10時から勤め、勤行後は八事の一心寺の前田健雄先生から法話をいただきました。
少しずつではありますが参詣の人が増えてきたように思えますがまだまだですね。
コロナ前のように戻りたいものです。

2024-03-16

いつのまにか春の彼岸

今年も4分の1が経とうとしています。
最近は暑くなった、涼しくなった、寒くなった、暖かくなったと言っているうちに時がどんどんと過ぎているように感じます。
コロナが一段落したかと思えば、最近は「はしか」が流行し、この前も新幹線のどこの車両が感染しているかもしれないとマスコミで流され、4年前のコロナを思い出すようなことが起きています。
気候やいろいろなことに翻弄されていつのまにか、多大な時が過ぎ去っている、そのことを思うと焦ります。

2024-01-27

寒さの中で

ちょっと外に出ることが嫌になるほどの寒い日が続きます。
お参り先での会話で
「こんなに寒いんだったら、まだ夏のほうがいいわ」
と、おっしゃる門徒さんが多くなります。

そのように言われると私も
「では夏の35度を超える猛暑はどうでしたか」

と申すと、

「まだ暑いほうがマシ」

と。猛暑や、極寒の中にいると、夏になると冬がよく、冬になると夏がよく思えるようになりますね。

2024-01-03

正月三日

今年もよろしくお願いします。

元日朝には修正会を勤め、その後は大治町の家々に「おとりこし(報恩講)」を勤めに行っています。そうしているうちに正月3日はあっという間に終わってしまいます。
お家に伺うと箱根駅伝をテレビでみているお家が多く、新年の挨拶をした後、どこの大学が今1位をたずねるのも毎年の習慣になりました。
さて今日は復路です。選手たちが日本橋に帰っきたらお正月もそろそろおしまいな気分になります。

2023-12-09

師走の暖冬

今年もあと残すところ3週間ほどとなりました。
それにしても昼間になると暖かいです。
境内のもみじも落葉にはまだ時間がありそうです。写真は2015年12月9日のもみじの写真です。8年前になります。まだ青いところもありますね。
このようにスマートフォンから簡単に昔の写真が見ることができるので昔がそんなに昔に思えなくなります。
しかし、人物を見るとあきらかにそこには年月を感じざるを得ません。

2023-10-23

2023年報恩講

今年5月コロナが5類となりました。
そして今回の報恩講(10月29日)よりお斎を準備することになりました。以前のように門徒の方々の手作りではなくお弁当ではありますが、何とか今回の報恩講より「お斎あり」にしたいと思います。
始まりは30分早めて9時30分より、お斎を食べて解散になります。今後またリズムに乗りましたら午後からもやりたいと思います。

2023-09-16

彼岸入りを目の前に、猛暑日

彼岸入りを前に本堂の仏華を彼岸仕様にしました。
境内にいつも仏華に利用する木があります。それを今回も利用しようとしたら、ヤブガラシというツタの雑草にすっかりと覆われていました。そのツタを剥がそうとしましたがなかなか剥がれません。ノコギリで切り刻みスッキリと撤去することができましたが、そのはがしたヤブガラシの量を見てびっくりしました。
そして木を切り出して仏華を立てました。今日の名古屋の気温は35.7度だったそうですが、本堂内はあいかわらず暑かったです。
そんな中、今日、彼岸花をみつけました。